家庭内事故多発地帯、冷たい浴室のリフォーム工事費用相場

お風呂のリフォーム

一年で最も寒い季節になりました。
大寒には雪が降ることもおおいのです。
こんなに寒いと、お風呂に入る時には気を付けなければいけませんね。
お風呂の室温が低いと血圧に影響が出て、大きな事故につながることもあるからです。

冬に寒いお風呂の解決法はありますか?

”三世代同居をしてます。主にお風呂の掃除は60代の私がしています。
お風呂に入っているときは熱気がこもって何とかなりますが、寒い冬場のお掃除が大変で困っています。
タイル張りなのですが、冬場は湯気が立っていても壁面も床もヒヤッとして不快です。
朝、掃除をする時も手足が冷えて、体の調子まで悪くなりそうです。
赤ちゃんが生まれたこともあり、この際寒いお風呂を快適にリフォームしたいと思います。”

ユニットバスが出る前、一般的にお風呂場はタイル貼りでつくられることが殆どでした。
壁や床にモザイクタイルを張って、浴槽はホーローやステンレスでつくられていました。
しかし、周囲に断熱材を張り巡らせることはほとんどなく、とても寒いお風呂だったのです。
断熱性のある簀の子(すのこ)を敷いたり、お風呂の温度が下がらないようシートを張ったり、お湯を張る時にシャワーで入れたりすることで寒いお風呂を少しでも温かく入る工夫をしてきました。
近年では根本的に家の断熱性能を上げることで、内部を年中過ごしやすい均一温度で保とうというのが現代住宅の方向性です。

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冷たいお風呂のリフォーム解決法

お風呂やトイレでおこすヒートショックという言葉も大分知られるようになりました。
あたたかいリビングからトイレやお風呂で洋服を脱ぐときに、その室温差で欠陥が縮み血圧が急激に上がるヒートショックを起こして倒れる事故が多く発生しています。
裸の空間でショック状態を起こさず快適生活をつくるために、冬寒くないバスルームにする方法を考えてまいります。

バスルームの壁や床素材のひんやり感を解消するメリット、デメリット

断熱されていないバスルームのタイルの冷たさは本当にこたえますね。
背伸びで歩いて足を滑らせ転倒なんて、目も当てられません。
簡易的には触感の良い簀の子(すのこ)などを敷かれる場合もあろうかと思いますが、タイルはタイルでも蓄熱性能の高いもに張り替えるだけでもヒンヤリ感だけは解消できます。
タイルを張り替える際に排水部分を取り換えることで、掃除も簡単になり、寒い場所で長らく掃除をする苦労も減ります。
壁については、タイルの上から温かみのあるシートを貼ることで、ちょっと触ってしまったときのヒンヤリ感はなくせます。

デメリットはこまめな掃除が必要になることです。
壁にしても床にしても、置きっぱなし、濡れっぱなしだとカビの温床になります。
こまめな手入れは欠かせません。
また根本的な対策ではないので、空気が冷たいことは変わりありません。
その意味ではヒートショックに有効とは言えません。

浴室床暖房をいれるメリット、デメリット

床をリフォームする際に浴室用床暖房を入れることもできます。
ほのかに暖かく、赤ちゃんや幼児がいる場合でも冷たい床に驚くことはありません。
床から温かみを部屋全体に伝えますので、あまり急激に温まりすぎず浴室全体を穏やかな温かみで包み込む輻射熱であたためる床暖房は快適です。

デメリットは、すぐに温まらないということです。
素肌が直接触れる場所なので思ったより暖かくないという意見もあります。
感覚は人それぞれですが「温かい床」というよりは「冷たくない床」と捉えれば採用する意味はあります。

暖房乾燥機を設置するメリット、デメリット

浴室の悩みのなかで冬の寒さは大きなものですが、もう一つの悩みとしては「カビの発生」です。
高温多湿の日本ですが、浴室は年がら年中湿気の中にありカビの温床です。
カビを防ぎながら冬場の寒さをしのぐ、という意味では暖房乾燥機は最強です。
カビ予防ミストが噴射されるものも出てきており、カビ対策に換気扇は欠かせないものです。
窓のない浴室には24時間換気システムを導入すると同時に、雨の日の洗濯物干し場としても活躍してもらい浴室を最大活用します。

デメリットは、暖房乾燥機を施した浴室自体の保温性が低い場合、常に高回転で稼働し、電気を食うという事です。

断熱材でバスルームをくるみ魔法瓶状にするメリット、デメリット

浴室にストーブを入れたり床暖房を入れても、断熱性能が悪ければ熱も光熱費もざるのようにダダ洩れです。
家を長持ちさせる大きなポイントは「水回り」のつくりとメンテナンスです。
日々のメンテナンスを楽にするのがハード面での対策であり、その最たるものが浴室に関しては断熱性能と言えます。
バスルームの天井、壁、床すべてに断熱材を張り、熱のロスを防ぎます。
他の浴室温暖化処置を行った場合の効率が良くなります。

デメリットは、床も壁も天井も解体する工事となり、1週間以上の工事期間を要することです。

どの浴室温度差解消法が最もコストパフォーマンスが良いか

目指すところは、浴室温暖化としましょう。
その視点で言えば、1の簀の子や壁に貼るシートは意味がありません。
床暖房についても、おそらく1日中稼働してやっと少し寒さが解消できるというところかもしれません。
常に稼働することを考えると、ランニングコストがかかりそうです。
同じことは暖房乾燥機にも言えますが、これは即効性があります。
暖房乾燥機と床の簀の子を併用すれば、とりあえず浴室温暖化は実現します。

その上で、浴室乾燥機設置コストに電気代などのランニングコストを足したものと、浴室断熱張りを行うイニシャルコストを比較します。
他にリフォームする予定もなく長くこのお風呂を使う場合は、断熱張りをしたほうがコストが落ちると考えられます。

冷たいお風呂を解消するリフォーム相場

今すぐできる対処法から、1週間ぐらいかかるリフォームまで述べてきました。
では、それぞれのリフォーム費用を見ていきましょう。

タイルの張替えリフォーム

費用:平均7,500円/㎡

浴室床暖房を入れるリフォーム

費用:約14万円~約20万円

浴室暖房乾燥機を設置するリフォーム

費用:約15万円~約50万円

浴室周囲に断熱材を入れるリフォーム

床:約7,000円~/㎡
壁:約5,000円~/㎡
天井:約4,000円~㎡

バスルームの全リフォーム

費用:約60万円~約200万円

家庭内事故で最も多い浴室のリフォームを

年間死亡者が交通事故よりも多い家の中での事故。
なかでも最も多いのが浴室内での事故だそうです。
転倒、ヒートショック、溺水などが原因です。

寒さ対策をしてふらつきやめまいを防ぎ、転倒しないお風呂への根本治療はやはり、お風呂の寒さ対策ではないでしょうか。
リラックスできる最高の場所であるバスルームを「近づきたくない、寒くて怖い場所」にしないよう改造しましょう。

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