【家づくり】マイホーム間取り無料ソフト アプリ 平面プランシュミレーターで間取りをつくる手順

間取りプランニングシュミレーター

マイホームづくりを始めようかなと考える人にとって、最初に考えておいて損がないものが「間取り」を考えることです。でも、建築業界には「モジュール」とか「人間工学的なスペースの取り方」とか、一筋縄にはいかない平面プランニングです。でも安心してください。プロに頼まなくても、自分で無理のない空間づくりを可能にする「無料間取りシュミレーター」がいくつもでてきています。なかなか面白いので使ってみましょう。

間取りシュミレーターで平面プランニングする手順

まずは、シュミレーターで可能なことを確認します。

夢を叶える平面プランをつくる

家づくりは、家族づくりという面があります。住む家によって家族が変わるということがあるのですね。その意味で言えば、家の間取りをつくることは責任重大ともいえますし、「どんな家族になりたいか」という夢をぶち込める素敵なチャンスです。ですから、まずは自分自身の夢を全て平面プランで叶えましょう。

注意点としては、「夢を全て叶えれば家は大きくなる」ということです。家づくりにつきものの「予算」に合わせなければ、それは絵に描いた餅となります。ある程度家の大きさと家族構成の関係を知っておくことが「夢を叶える平面プランニング」成功のカギです。

ハウスメーカーで販売される商品のおおよその大きさは、家族4人で約30坪~約40坪です。㎡にすると、1階+2階でだいたい100㎡~130㎡となります。5人家族や、二世帯となると50坪を超える場合が多いです。

坪単価40万円では1200万円~1600万円
坪単価80万円では2400万円~3200万円ほどになります。
※ローンを組む場合に借りられる金額のシュミレーターもチェックしましょう。
※住宅建築費用の2割ほどの付帯工事が別途必要になります。

【坪単価の違いは何の違い?】
坪単価の差は「断熱気密性能」「耐震性能・耐久性能」「仕上げ材」「設備仕様」などで変わってきます。長期優良住宅や低炭素住宅、ZEH(ゼッチ)などの認定を取る場合は最低仕様が決まっているので、その分高単価となりイニシャルコストを押し上げます。逆に、家の寿命で見るトータルコストでは勝る場合が多いので、資産価値が高い住宅となります。

家の性能と間取りプランをうまく調整しながら夢を叶えるプランにチャレンジしてみましょう。

家族の打ち合わせ用に2~3プランつくる

自分の夢を叶える平面プランは、果たして家族も納得できるものになっているでしょうか。その家に暮らすのが自分一人でない限り、家族にも意見をだしてもらいましょう。10歳を超えたこどもの意見も参考にしましょう。

家族が快適に暮らせるように考えたプランを2~3プラン考えておくことが、家族を家づくりに巻き込むうまいやり方です。1プランで、自分の事しか頭にないプランを出された日にゃ、ケンカ、あるいはいらぬ冷戦を勃発させる元です。家族ファーストのプランづくりを楽しみましょう。

ハウスメーカー・ビルダーへの打ち合わせ用平面プランを作る

間取りシュミレーターでつくる平面プランは、最終的にまとまってきたら、ハウスメーカーやビルダー、建築士への説明用として完成させます。シュミレーターでわからないことは「この間取りが構造上、可能かどうか」ということや「水回りの配管に無駄がないか」「メンテナン上の不都合はないか」など、専門家でないとわからないところが必ず発生するからです。

家族の中でせっかくまとまったプランも「できませんね・・・」と言われてしまうことがあります。つくった間取りがそのまま作れるわけではないことを覚えておきたいです。

どんなに「完璧だ!」と思えるプランも多くの人の目を介するまでは「たたき台」に過ぎないことは、プロにとっても同じ事です。「たたき台」を基にして良く揉んで、本当に良い平面プランが生まれます。

では早速平面プラン作りに取り組みましょう。と言いたいところですが、ある程度下準備をしておくことでよいプランが簡単にできるようになります。

間取りシュミレーターを使いこなすための準備

シュミレーターの作成画面はモジュールだけが碁盤の目になっている「白紙」状態です。そこにいきなり部屋を配置していくと全体バランス欠いた絵に描いた餅になりがちです。

おススメするのは「マネできる間取りプラン」をあらかじめ探しておくことです。何百、何千とプランを見ても
、なかなか自分の夢がかなうプランに出会えませんが、「似ているもの」は出てくるでしょう。それをたたき出しにすると、まとまった間取りを簡単に生み出すことができます。

間取りプラン集から「たたき台プラン」を選ぶ

お手本にしたい間取りをネットや本などで探します。意中のハウスメーカーなどがある場合は、そのメーカーの商品の実施例の平面プランを参考にしましょう。

例えば、住友林業が気に入っているということであれば、1000プランもの中から選べる「間取りシュミレーション」サービスがあります。住所や本名で登録が必要なので、ダイレクトメールや資料が送られて営業を掛けられる可能性は高いので、そこの資料を取り寄せたい場合などはどんどん利用すると良いでしょう。

ハウスメーカー・ビルダー・設計事務所・住宅情報サイトなど間取りプランを公開しているサイトを以下にご紹介します。

【間取りプラン集】
■ユニバーサルハウス「間取りシュミレーション
※「階数」「延べ床面積」「1LDK~」「玄関の向き」「こだわり」を選択して参考にするプランを絞ることができます。
■アイダ設計「平屋・2階建て・3階建て間取りプラン集
※平屋・2階建て・3階建各種のプラン集を参考にできます。
■ミサワホーム「あたり前の間取り集
※「大きさ」「玄関向き」「間取り特徴」からプランを絞ることができ、参考にすることができます。
■セキスイハイム「注文住宅の間取り(プラン)
※人気のあるいまどきの間取り(プラン)を参考にすることができます。
■NICE(ナイス)「代表間取りサンプル
※「平屋・収納付き平屋・2階建て」「建築面積」「玄関の向き」「間口」を選択し参考プランを絞ることができます。
■アキュラホーム「人気の厳選100プラン
※「坪数」「条件」により選択して参考プランを絞ることができます。
■納得スタイルホーム「間取りプラン
※坪数で参考プランを選ぶことができます。
■株式会社四季工房「広がりの間取り
※「面積」「スタイル別」で参考プランを絞ることができます。
■axsdsain「参考プラン集
※石川県NO1の工務店。「部屋数」「間口」「こだわり」で選択し参考プランを絞ることができます。
■パルコホーム「プラン集
※岩手県の工務店による坪数でのプラン集です。
■ハートフルホーム「プラン集
※山口県のハウスメーカーのプラン集です。
■カク企画設計(設計事務所)「プラン集
※坪数別プラン集と外観パースを参考にすることができます。
■住宅情報サイトe-house「プラン集
※「階数」「玄関の向き」「家の大きさ」「好み」からプランを絞ることができます。
住みやすい間取りのヒント
■情報サイトPinterest「間取りプラン集
※高橋開発のプラン集です。
■情報サイトPinterest「間取りプラン集
※三井ホームのプラン集です。
■フォレスタイル「工務店からのプラン提案
※フォレスタイル登録工務店からのプラン提案を参考にできます。
■住友林業「間取りシュミレーション1000PLAN
※住所・氏名などを記入し、オリジナルプランができます。

たたき台プランを選ぶコツ

プランはたくさんあるので、その中から選び出すのもホネが折れる作業になります。ですから、ある程度の「条件」を決めておくと確実にすばやく求めるプランに出会えます。

間取りプランを絞る条件
■玄関の位置は「東」から「南」の位置と決める
■家の角に水回り(浴槽・便器・洗面台・流し台など)がない
■角の出っ張りや引っ込みが少なくできるだけシンプルなプラン

上記の条件でプランを探すと、驚くほど候補は消えていきます。
家相的に悪くなさそうなプランを集めたこちらもご参考にどうぞ。

このようにたたき台にするプランを見つけたら、そのプランを丸ごと「間取りシュミレーター」にトレースしていきましょう。はじめて間取りを自分で書くという方の場合は、完全トレースがよいです。完全にトレースしてからあとで、部分的に「ここはもっと狭くていい」「この場所に洗面器を置きたい」などアレンジを加えるといいでしょう。

ここでは「木の家¥シミュレーター」を使用して、間取りをつくっていきます。

間取りプラン作り「木の家¥シミュレーター」

「木の家¥シミュレーター」は、岐阜県加茂郡にある東白川村役場が運営するフォレスタイルサイトで利用できる間取りシュミレーターです。サイトメンバーになることで、間取りシュミレーターで作成した間取り図を保存することができるほか、東白川村の木を使った家をつかう工務店や設計事務所がメンバーに登録されていて、プロに相談することもできます。

実際白川の木を使った家をつくりたい場合は、サイトに登録されている愛知・岐阜・三重などで活躍する建築士や工務店と直接ご契約する流れになるのですが、間取りシュミレーター自体は無料で使うことができます。ゲストの場合は、つくった間取りを保存することができないので、間取り途中でログアウトする場合、全部消去されるので注意が必要です。

しっかり作りこみたい場合は、メールアドレスとパスワードだけ決めてメンバー登録をしてから間取りをつくり始めましょう。

「木の家¥シミュレーター」でできること

「木の家¥シミュレーター」でつくった間取りプランはこんな感じです。
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・各部屋の素材感は出ていなくて、あくまで部屋の区割り説明に適しています。

・間取りの床面積の㎡数と坪数が瞬時に表示されます。

・建物の概算建築費と炭素固定量が表示されます。

・窓などの建具も本体工事になるので、配置することによって建物の概算金額が表示されます。

・建物仕様をある程度決めて概算金額を出すことができます。

・テーブルやイス、テレビや洗濯機、冷蔵庫、自転車等のアイテムがある程度揃っているので、配置することでスケール感覚を確認できます。(概算建築費には含まれません)

手順1.無料メンバー登録

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(画像をクリックするとフォレスタイルページにジャンプします)
赤丸部分をクリックし、メンバー登録すると次のようなマイページに移動します。

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2つのプランを保存したので、2つの表示がでています。

手順2.参考にしたい間取りプランをシュミレーターでトレースする

まずは、まえもって間取りプラン集からピックアップしたプランを横に置いておきます。
最初にシュミレーションした際に参考にしたプランはこちらです。
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このプランを、「木の家¥シミュレーター」アレンジすると・・・
こうなりました。
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さて、早速始めましょう。

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下部の赤丸で「部屋」「階段」「ドア・窓」「住宅設備」「家具」「インテリア」「エクステリア」が選べます。
まずは「部屋」をクリックし、該当の部屋をドラッグアンドドロップで置いていきます。

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どの部屋も一坪(2畳)の広さでドロップしますので、大きさを調整します。

■ どの部屋からトレースを始める?
完コピ、トレースをするので左上の部屋から順に、広さがはっきりしているところから決めていきます。
この場合では「和室」「納戸・床の間」「階段」「トイレ」の順で部屋をどんどん作ります。

右上の角にある洋室の広さはアレンジ可能なので、「玄関」「玄関ホール」の必要幅を決めて置いていきます。

■ 基本的な部屋のサイズについて
わかりやすいのは「和室」ですね。910モジュールのグリッドが下絵に書いてありますが、これが日本家屋では基本になってタタミや障子などの建具サイズになっています。トイレは介護用で1.5畳~2畳。普通は1畳あればOKです。階段も、手すりをつける場合は、広めにとっておきたいところですが、そのような繊細な計画はシュミレーターではできません。

1階が完成したら、2階をトレースしていきましょう。

■ 2階の計画は階段から始める
2階の計画は、位置が固定される階段から始めます。1階部分の範囲だけはグレイの影になっていますので、それを参考に部屋割りをしていきます。

トレースしたらアレンジを加えオリジナル間取りを完成させる

参考にしたプランはこのようですが、
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住友林業のこのプランの特徴は、玄関先と北東にあるテラスが家に大きなゆとりを作り出しているところです。北東の部屋はサロンや仕事場に使え、リモートワークにも適した造りになっています。そこへ外部からやってきたお客様にも、家族にも使いやすいトイレと洗面の位置になっています。この部屋は、使い方によって広さはアレンジできる部分です。

もともとのプランでは、和室も外部から直接出入りできる形式になっています。使い方としては「仏間」「客間」いわゆる「隠居部屋」などです。お盆に和尚様がお経を上げに来る家では通常、外から直接この部屋に入るのです。ですが、この場合は西向きであり、外部の人間が出入りするためというよりは、「より豊かな隠居部屋」という配慮なのでしょう。和室も必要ないという場合は、リビングを大幅に広くすることが可能になります。
西向きの開口部は、大きな苦しみの元になりがちなので、気を点けたいところです。

他の特徴としては、2階のバス・洗濯室から、バルコニーへ。バルコニーからクロークへ。そしてバスルームに直行できる寝室という配置です。家事の段取りが感動的にスムーズですね。気になったところは、このような家事動線をつくったことで、夫婦寝室が「南」に位置しているところです。本来ならば、子ども部屋にするのがいい場所で、その子供部屋が北東と南西にあるのです。いつまでも若い子どものような夫婦を、落ち着いて老成した子どもたちが見守るという不思議な関係の家族になりそうです。

アレンジを加えたのは、次の通りです。

■ 家のボリュームが大きすぎるので面積を押さえる
ゆとりのある空間づくりは、住友林業など大手ハウスメーカーの得意なところでしょう。ただ、面積が大きく膨らみすぎるのもいろいろと弊害があります。

・掃除が大変
・冷暖房効率が悪くなり、光熱費が掛かる
・省エネに逆行し、排出炭素量が増える
・建築コストが高くなる

ということで、必要以上の大きさはカットしていきます。

・和室8畳→6畳
・1階洋室8畳→4.5畳
・リビング24畳→16畳

和室の障子3枚を壁に引き込み、普段はリビングと一体とすることで狭さを解消することができます。

■ 2階の家相的配慮をする
家が家族の在り方や関係性をつくるという側面もあります。元のプラン通りの家族もなかなか楽しそうですが、子どもの負担が大きそう。年齢を重ねるとともに暮らす部屋をうまくローテーションするならば、とてもいい家相でしょうが、一般的な配置にしてみました。

■ 部屋の区切りを可動式クローゼットやパーテーションにする
2階の水回り以外の居室に関しては、極力部屋と部屋の界壁をなくし、将来的にリフォームしやすく考えています。家の寿命は最低でも60年です。今、キチンとつくられ、定期メンテナンスを怠らない家は60年どころか100年でも暮らせます。100年の間に変化する家族構成や、住み替えで変化したニーズに対応することを考えておきたいです。

それで、こうなりました。
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プランシュミレーターで間取りをつくってみた感想

間取りプランシュミレーションには、実のところまったく期待していませんでした。ですが、これがあればシロウトでもそれなりの間取りプランができるな、という感想を持ちました。

そして、自分でプランを作ることによっていろいろな気付きを得られます。「木の家¥シミュレーター」で間取りプランを自分で作りメリットは、

・何を増やすといくら建築費用があがるのかの概算金額がわかる
・屋根、外壁、内装などの仕様によって概算金額がわかる
・家具などを配置することでその部屋に必要な広さがわかる
・40坪でゆとりを感じられる工夫について考えるきっかけになる
・優先順位をあらかじめ決められる

などいいことがたくさんあります。家を建てる際にかならず、自分で作ってもらいたいですね!

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